堀田歯科診療所
大阪市東淀川区上新庄2-1-53
第7瑞光ハイツ1階
TEL 06-6326-8585
歯の治療について
歯の治療について説明します。
むし歯について
むし歯の特徴・原因・進行
むし歯は、細菌が糖質をもとに作り出す”酸”が歯を溶かすことで生じます。唾液は酸を中性に近づけたり、溶けかけた歯を修復する働きがあります。多くのむし歯は、歯の間や奥歯の溝から発生し、特に溝の細菌は歯みがきでは除去できません。そのため、歯みがきをしていればむし歯が防げるという常識は現在では正しくないことが分かっています。さらに、生物医学的原因だけでなく、社会環境・生活環境の重要性が認識されています。
むし歯の治療の流れ
むし歯が歯の表層に限られる場合は、削らず再石灰化を促します。むし歯が大きくなると、歯を削り、詰め物やかぶせものをつける治療を行います。むし歯がさらに進行して歯髄(しずい)に達すると、歯髄を除去(抜髄(ばつずい)する必要があります。その場合は、多くは、土台をたててかぶせ物をする治療が必要になります。むし歯を放置して、根だけの状態になると歯を抜く(抜歯)しなければならない場合があります。
顎関節症について
顎顎関節症とは
顎関節症とは、顎(あご)の関節と、その顎に関連する筋肉(咀嚼筋(そしゃくきん)の病気です。現時点で世界的に認められている共通な定義はありません。顎の関節と咀嚼筋の問題が混在しているため、混乱することも多いです。
顎関節症の治療
顎関節症の治療は、初期治療として、理学療法・スプリント療法・マイオモニター治療・薬物療法・冷罨法などの治療法があります。残念ながら、どの治療法が最も効果的であるかの根拠は少ないのが現状です。
矯正治療について
不正咬合
日本人には歯がアゴに対して入りきらない叢生が多いようです。矯正診療を進めるにあたり、最初に詳細な検査を行い、不正咬合が、骨格、歯槽、機能のどこに問題を抱えているのかを調査し、その成り立ちを知ります。それにより適応する装置の選択や抜歯の問題などが検討されます。
不正咬合の治療法の概要
矯正診療は、検査、診断、治療の順で行われます(再診断を行うこともあります)。検査により不正咬合の成り立ちが解明され、治療方針が決まります。小学生、中学生などの乳歯が残っている年齢では、旺盛な成長を利用して骨格的な不正の解消を図ります。永久歯列ではほとんどの患者さんでマルチブラケット装置を使用した個々の歯の再配列が行われます。
歯周病について
歯周病の検査
歯周病には、とくに初期の段階では、自覚症状がほとんど出ないので、歯科医療機関での検査を受けないと、正確な診断を行うことはできません。歯周病の検査は、プローブという針状の器具を使って歯周ポケットの深さを調べるプロービング検査、エックス線写真によって歯を支える骨の状態を調べるレントゲン検査、歯周病の原因となる歯の周囲の汚れ(プラーク)の付着状況を調べる検査などからなります。
歯周疾患の自覚症状とセルフチェック
歯周病は、歯の周囲の汚れ(プラーク)のなかに含まれる細菌の毒素で歯ぐき(歯肉)に炎症が起き、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けていく病気です。しかし、初期段階ではなかなか自分自身で自覚できるような症状は出てきません。気になる症状があったら、歯科医療機関での検査を受ける必要があります。
診療時間
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火
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9:30〜13:30
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16:00まで
▲土曜日午後は16:00まで 休診日 日曜・祝祭日